スポーツの職業化 2
彼は、このスポーツを構成する5通りの大きなテーマを規定しています。
身体経験、体験された運動、障害との対峙、パフォーマンスの追求、競争です。
《・・・競争というカテゴリーは、ひとりスポーツにのみ属するものではなく、それだけでスポーツの何たるかを十分に理解するわけにはいかない。
だが、ほかでもないスポーツのうちにこそ、実は競争の本質がもっともよく現われるということは、はっきりと認めなければならない》。
・・・これに対し、プロムは制度的な側面を明確に打ち出してこう言っています。
《スポーツは、体を主体とし、慣習的に限定され、コード化され、規則化された競争行為の組織化されたシステムで・・・
その広く認められた目的は、さまざまなパフォーマンスや成果、演技、身体的表現などを比較して、最上の競争者(チャンピオン)を指名したり、あるいは最上のパフォーマンス(記録)を登録するところにある》。
・・・以上、何通りかの定義を年代順に紹介してきたが、そこには何がしかの進展がみてとれるでしょう。
もとより、新しい概念は徐々に姿を現わしています。