味を感知するメカニズム 2
そして、結論として
「舌においては、味を感受する味蕾の多いところが、すべての味覚に対して敏感である」
・・・と書いています(「日本人の味覚障害」、『生物の科学遺伝』1996年5月号)。
なるほど、こう考えたほうが実感に近いです。
さて、味蕾で感じとられた味覚は、味蕾の中にある味細胞から神経を経て脳へ伝えられて味を区別します。
脳の中では、その味覚情報とともに、過去の体験による快・不快、食べるか食べないかという行為も含めて、すべての生体反応が行なわれます。
人間の味覚感知、食行動は、こうしたシステムで展開されているのです。